2011年04月30日

家計簿を続ける近道

家計簿をつける、というのは続かない習慣としてあげられることも多いような気がします。
私自身は、家計簿をつけるのが好きなので、続けること自体は全然苦にはならないのですが、たしかに楽々な作業ではないとも思いますので、どうして続けられるのかを考えてみました。

  • 家計簿をつけてどうしたい?
  • どんぶり勘定ならラクラク?
  • より続けやすくするコツ


家計簿をつけてどうしたい?


まず、そもそもの目的は?という点です。目標が無いから続けられない、メリットがすぐ得られないと続けられない、というのは挫折の原因としてよくある話です。

私の場合、目的?と考えてみると、全く無いことに気付きました。。別にそれで節約がしたいとか、収支の把握や予測がしたいとかでは無いのです。
それでは何故続けられるのか?と考えてみると、家計簿をつけることそのものが目的になっているから、という結論に至りました。
目標が「家計簿がきっちりついている状態」なので、家計簿をつければ100%目標が達成される、ということです。。

どんぶり勘定ならラクラク?


よく、主婦向け雑誌などで、「どんぶり勘定」家計簿なら続けられる!というような特集を見かける気がします。この場合目的は大体「節約」なので、どんぶり勘定でも目的は達成されるわけです。
それでも、どんぶり勘定でざっくりつけていると、なんとなく節約できてなんとなくまあいいや、となっていつのまにかやめている、というパターンもあるようです。

このパターンを避けて続けるには、「1円単位でつける」のが一番だと思っています。1円単位でつけるというと、「えっめんどくさい」「そこまで細かくつけるのは手間」と言われるかと思いますが、これが一番面倒でなく、手間がかからない方法です。
そもそも、1円単位まであわせるためには手間のかかる方法では続かないのです。

さらに、1円の桁まで収支があっていれば、つけるのを忘れている項目が無いことも確実にわかりますし、なにより「家計簿をつけることそのもの」を目的化することができます。
家計簿をつけて残高がぴったりあっている、というのはとてもスッキリで気持ちの良いことです。これはこまめに家計簿をつけることで 100%得られるごほうびとなるのです。
節約してMacBookAirを買いたい、というよりは確実に毎日得られるごほうびがあることで、家計簿を続けることができます。

より続けやすくするコツ


なんといっても、家計簿を続けるために一番確実な方法は、「出入りがあったらすぐつける」ことです。
1円単位でつけたい場合に残高が狂う要因になりやすいのが、飲み会の支払いや友人とのやりとりなどの「レシートの存在しない出入り」です。
細かい所では、屋台での買い物とか、お賽銭とか(^^;
レシートのあるものなら後でも確実につけることができますが、そうでないものはすぐに、それが無理でもできるだけ早くつけることで、後でどうだったかな〜と思い出すための余計な時間を節約することができます。

すぐつけるためには、やはり携帯などでつけるのが良いと思います。スマートフォンなら家計簿アプリが山のようにありますし、
データをファイルで出力できれば、どれでも好きなアプリを使えば良いと思います。

とにかく、できるだけ早く、1円単位で残高をあわせるべし!というのが個人的な「家計簿を続ける近道」です。

【あとがき】


延期となっていましたライフハック女子部 第5回ですが、5/8(日)に日程を変更して開催することになりました。
内容は変更なく、「習慣」をテーマに、シゴタノ!の大橋悦夫さんをゲストにお招きしてお送りしますので、ぜひご参加いただければと思いますm(_ _)m
posted by saya_t at 23:21| Comment(1) | TrackBack(0) | ちびハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月31日

非日常生活から習慣を取り戻す

震災から3週間が経とうとしています。
自分には大きな被害が無かったにも関わらず、今週くらいからやっと落ち着いてきたように感じています。

震災から数日の間は、あまりの事に、寝ること・食べること・何が起きているのか知ること、以外の活動がほとんどとまっていました。
いつも、習慣としていることも全てふっとんだ、という状態でした。

それでも、被災地にいない私たちは、日常生活を送らなくてはいけないわけで、停電や被災地への支援など、いつもとは本当は違う環境の中で、"いつもと同じ"を少しずつ取り戻してきた、あるいは取り戻そうとしている方が多いのかなと思います。

私も、少しずつ元の日常を復活させていくことで、地震でだめな人から、いつもどおりだめな人に戻ってきました。。
日頃の悩みも元通り、といった感じですが、いつもどおり悩めるのもありがたい面もあり。。
(でもやっぱり悩ましいわけですが。)

この習慣を戻していく過程で、個人的に効果的だったと思われることは、
  • 元と同じことをやる
  • 目の前のことに集中する。(集中できることをやる)
  • 整理された状態を作る
といった所です。

一番良かったのは、記録をとってあっただけの数日分の行動をタスクシュートに整理したことでした。
記録が地震の前とつながったことで、タスクシュートに乗って行動する、という「元々の行動」に戻ることが出来ました。
タスクシュートの淡々と目の前のことをこなす、という性質も良かったのだと思います。

まだまだすっかり元通り、とはいきませんが、少しずつ進んでいれば良いのかなと思います。


【あとがき】


今回は、自分の中でもまだちゃんとまとまっておらず、曖昧な感じになってしまいましたが、
とりあえず記録として残しておこうと思います。

前回お知らせしていましたライフハック女子部Vol.5ですが、余震等の影響もあり、延期させていただきました。
近いうちに開催したいと思っていますので、またよろしくお願い致しますm(_ _)m
posted by saya_t at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ちびハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月28日

時間記録で生活カイゼン

最近、Evernoteの最初のノートブックを晒す企画があったので自分のEvernoteを見てみましたが、まったく面白味がありませんでした。。
「スリープトラッカー」(腕時計型のやつです)が欲しいよーっていうWebクリップでした。
ライフログがとりたくて、朝起きたいというのは一貫していますが…。

現在、時間記録をTaskChuteでとっていますが、外出中の記録や、記録傾向の大体の把握のためにaTimeLoggerを使っています。
使用方法etc.は、他のBlog等で詳しく書かれていると思いますので、あえてここで書くのはやめておきます。
代わりに、時間ログをこんな風に使っています、という方法をご紹介したいと思います。

  • なぜaTimeLoggerなのか?
  • とったらとりっぱなし?
  • 手帳風に加工して活用する


なぜaTimeLoggerなのか?


なぜaTimeLoggerを選んだかというと、「マルチタスクの記録」に対応していたためです。もちろん無料だからというのもはずせませんが。

基本的に、集中して行うタスクをマルチタスクする、というのはできないのでしませんが、「時間記録」という点で見ると「同時に複数の記録をとりたい」というのは自然な欲求だと思っています。
例えば、電車での移動中に読書をする、食事をしながらTVを見る、料理を作りながら洗濯をするなど…。

あるいは、マルチタスクでなくても、「身支度」という記録をとりながらその内訳の記録をとる、という場合にも使えます。
この場合には、「身支度」の時間を減らしたい!と思ったら、その中のどの項目に時間が掛かっているのかを調べることができます。
もしかしたら、項目間の切替に手間取っている、というようなことが分かったりするかもしれません。

とったらとりっぱなし?


こうした時間ログ、とってみたもののたまってるだけになっていませんか?
皆様どのように活用しているのかなー?というのが気になります。
少し時間が経ってから見返して、こんなことしてたなーとニヤニヤしたり、相変わらず無駄な時間の使い方してるなーとへこんだりするには、そのままの状態でも十分ですが。。
せっかくとっているのだから、もっと活用しないともったいないですよね、と。

1日の中でタスクにかける時間の割合はアプリ内でも見られますし、日ごとの時間の変化なども見ることが出来ます。
でも、なんとなくこれを見ても生活にフィードバックしにくいように思えます。
このあたりの感覚はおそらく個人差なのだと思いますが。。

手帳風に加工して活用する


ログを振り返る際に、割合や総時間だけでなくTimeLabel(iPhoneアプリです。一時期、佐々木正悟さんが使っていらっしゃったように思います。)のようにバーチカル手帳で1日を塗り分けるような感じで見られるとちょっと良いな、と思ったので、ログから出力するExcelマクロを作ってみました。

aTimeLogger.gif

1週間単位で並べて見たりすると、この週は仕事が多いなーとか、寝すぎ。。とか、頑張って活動した!などがなんとなく把握できます。
そうすると、もう少しこういう時間を増やさないと、といったことが直感的に分かるかと思います。

どうしてもニヤニヤする以外に活用しにくい面もある時間ログですが、見方を変えることで活かしやすくなるのではないかと思いました。

【あとがき】


時間記録をとって振り返って、ここを改善すれば!というポイントが分かっても、現実はなかなか難しいものです。
いかにして良い習慣を作るか…大橋さんに聞いてみよう!ということで、3/21(月)のライフハック女子部 第5回は「習慣」をテーマに、シゴタノ!の大橋悦夫さんをゲストにお招きしてお送りします(^^)/

良い習慣が作りたい!という方も、こんな風にして習慣化してるもんね、という秘策をお持ちの方もご参加いただければ幸いです。
posted by saya_t at 22:40| Comment(1) | TrackBack(0) | ちびハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする