出来ることなら、自分の体験したこと、その時思ったこと、全て記録したいと思っています。
今も色々なことを記録していますが、日々の生活の中で欠けてしまうログもありますし、もっと残しておきたいのに…と思うことも沢山あります。
自分以外の誰かに向けているわけでもないこの記憶の断片たちを、どうして残しているのか、残してどうするのか、と考えてみました。
- 思い出したい
- 役にも立つ
- ライフログをとるコツ
思い出したい
ライフログの最大の目的は、おぼえておきたい・思い出したいということです。
私はどう頑張っても記憶力の良い方では無いので、過去の色々なことを本当にあっさりと忘れてしまっています。
大人になってからの事ですら、あの旅行ではどこへ行ったっけ?と記憶はどんどん曖昧になっていきます。
ましてや、幼い頃に両親に連れられてパンダを見に行った、とか、どこそこの温泉に行ったでしょう?とかいうことは、全く記憶に残っていなかったりします。
記憶に残っていなければ無かったと同じ、とも言われるくらいですし、そんな楽しい思い出が「無かったと同じ」では悲しいですよね。。
記憶に残っていなくても、例えばパンダと写っている写真があって、両親に話を聞く事が出来れば、「私はたしかにパンダを見に連れて行ってもらったのだ」と記憶を補完し、たしかにその体験が「有った事」と思うことが出来ます。
記録があれば、その事実を自分が体験した、ということを思い出す(?)ことができるのです。
さらに、パンダのようなイベント性のあることですら私たちは忘れるのですから、日常の何気ないヒトコマ、なんて尚更おぼえているわけもありません。
でも、たとえば5年後10年後に、今の日々の普通のことは、おそらく普通ではなくなっているはずです。
20年前に自分がどんな1日を、どのような気持ちで過ごしていたか、思い出せたらどんなにか良いだろうと思います。
そう考えると、今の1日のどんなことでも、記録に値しないものは無いのだ、と感じます。
役にも立つ
過去を思い出したい、というだけではあまり記録が「役に立っている」という感じでは無いかもしれません。
でも、記録をとっていると実際に役に立つ場面、というのも出てきます。
例えば、そろそろ暑くなってきたけど、昨年の今頃はどんな服装をしてたっけ。。と記録を見返してみれば、「この時期はこのくらいの服装がちょうど良かったな」とか、「意外に昼間以外は寒いんだった」とか、「そうだこのカットソーが便利だった」とか思い出す事ができます。
今日の晩ご飯何にしよう?なんて時にも、ぱらぱらと振り返りながら、「あ、これ食べたい♪」という感じに使えます。
どういう時に体調が良い/悪いなんていう記録も役立ちますし、仕事で「前にもこれ調べたな」なんていう記録を探す事もできます。
記録さえ残っていれば、役立つ可能性は色々あるのです。
ライフログをとるコツ
ライフログをとる、というのはそれなりに面倒な部分ももちろんあります。
色々な記録をとろうと思ったら尚更です。
それでも、ライフログは蓄積すればするほど、役立つ可能性も、後から振り返った時の楽しさも増していきます。
記録が抜けたりしてもできるだけ妥協し、どんなに小さな記録でも無いより良いという心構えで気楽に続ける、というのが良いように思います。
コツ、といえるほどのものはありませんが。。
自分にあった方法を模索して、色々と試してみるのも良いでしょうし、その試す過程も後から振り返ると価値のある記録になっているはずです。
まずは、自分のしている事、気になる事、感じている事、を地道に残していくしか無さそうです。
【あとがき】
最近どうも自分はライフログが結構好きらしいということに気付かされました。でも、まだまだ記録がたりません。。睡魔に負けて抜ける記録とかもありますし。
さて、ライフハック女子部 第6回が、お知らせのタイミングがありませんでしたが、6/19(日)に開催されました。
次回、ライフハック女子部 第7回は、7/31(日)に「ワークライフバランス」をテーマにお送りします。
ぜひご参加いただければと思いますm(_ _)m