2011年10月31日

旅の記録を役立てる

記録の中には、「役に立つ」とは言えないものも多くありますが、未来の自分にきっと役立つ、という類のものが存在します。
旅の持ち物リストは、その1つだと言えるでしょう。

  • 旅の持ち物リストを作る
  • 旅の間にネタを記録する
  • リストのアップデートまでが旅行です


旅の持ち物リストを作る


リスト好きの方なら、旅行の際の持ち物リスト、というのは必ず作っていると思います。
特にリスト好きでなくても、結構作っている人がいるのではないでしょうか。

海外旅行ともなれば、あれが無い!となった時に現地で手に入りにくいこともありますし、準備は念入りにしたいものです。
旅関連のウェブでも「海外旅行の持ち物リスト」はよく見かけますし、トラベル用品を買うと紙がついてきたりします。ガイドブックにも、必需品チェックリストが載っていたりします。
それでも、やはり「自分専用」リストが有ると無いとでは、準備の時の手間が大違いです。

普通のリストにはのっていないけれど、これは必需品、というものもあるでしょう。
汎用的なリストでは、自分に必要の無い項目が多くて見にくかったりもします。
まずは、色々なリストを参考に、適宜項目の追加・削除をして「自分リスト」を作ってみると良いでしょう。

旅の間にネタを記録する


次に大切なのが、リストの妥当性の確認です。
実際にリストに沿って持ち物を準備しても、旅の途中で「あーあれを持って来たら良かった!」というようなことはよくあります。
あれを持って来たら良かった!があれば、確実にその場で記録します。

特に、機内持ち込み荷物のリストは、帰りの飛行機で役立ちますから、帰りの準備の時に忘れないように見返す or リストをアップデートしておくのが良いでしょう。

持ち物として入っていても、「分量が足りなかった」という場合もあります。
どのくらいの量が必要なのか、どういう場合に使ったのかも、メモしておくと役に立ちます。

リストのアップデートまでが旅行です


旅から帰って来たら、リストのアップデートです。
まずは、旅の最中に思った「あれがあれば」なものを、記録の中から拾い上げて追加します。

それから、追加と同じくらい大切なのは項目の削除です。
リストのものが本当に役立ったのか、実はいらなかったのか、次回の旅の準備の時にはきっと忘れています。
持って行ったけれど使わなかったものは、削除してしまいましょう(「削除リスト」として残しておくのも便利です。)
旅の荷物は少しでも少ない方が良いですから。

でも、今回は使わなかったけれど、次回は使うかもしれないし…と不安なものは「今回は使わなかったよ」ということだけメモを残しておくのが良いかと思います。
次の旅行の準備の時に、やはりいらなければ削除すれば安心です。

旅行の季節や行き先によっても少しずつ持ち物は変わるでしょうから、旅行の度にリストをアップデートしていけば、旅の安心度はぐっとあがります。
次回の旅のために、せっかくの記録を役立てたいものです。
posted by saya_t at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ちびハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月30日

記録があれば、「いつかやりたかったこと」ができる

「いつかやりたい」と思って、そのままになっていること、たくさんありませんか?
時間ができたら…と眠っているタスクが、本当にやりたいことなのに。

  • 「いつかやる」リストの時間
  • 時間がかかりそうでかからないタスクもある
  • 記録があれば、やる気がでる


「いつかやる」リストの時間


タスクリストの中に、「いつかやる」リストを作っている人は多いのではないでしょうか?
私の場合だと、「気長にやる」と「たぶんやらない」というリストがそれにあたります。
(「たぶんやらない」リストは、やろうと思っていたけれど、その気がなくなったり、必要が無くなったりしたタスクの記録です。「いつかやる」に返り咲く?可能性を秘めています。)

いつかやるリストには、時間やお金がかかるので、今やる余裕は無いなと感じているタスクが色々入りがちです。
新しい楽器がやりたいとか、旅行に行きたいとか、XXの勉強がしたいとか…。

このリストに入れるのは、大体が今すぐはやる時間が無くて、切羽詰まっている訳ではないものです。

すぐやる普段のタスクリストにあるタスクの多くが、「すぐやらなくては困る」タスクであることが多いのに対して、「いつかやる」リストのタスクは、できたら楽しかったり、日常が便利になったり、スキルがついたりと、ポジティブな要素を含むタスクであることが多いと思います。
だからこそ、やらなくても困らないけど「やりたいこと」としてとってあるわけです。

やらなくてはいけないタスクに追われてなかなかできない「いつかやる」リストのタスクを、少しずつでも実行できたら、あれもこれもやりたいのに…と思うことも少しは減って、穏やかに暮らせるのではと思います。

すぐやらなくても困らないけど、やりたいし、でも時間がかかり「そう」なタスクたち。。
でも、本当に時間がかかるでしょうか?
「いつかやる」リストに入れる前に「どのくらいかかりそう」か見積もって入れることはあまりないのではないでしょうか。

実はそんなに時間が無くてもできるのに、時間がかかり「そう」だからといって、「いつかやる」リストに入れてしまっているものもある気がします。

時間がかかりそうでかからないタスクもある


例えば、「新しいタスク管理ツールを試す」なんていうタスクだとどうでしょう?
いかにも時間がかかり「そう」です。

Webでみかけたあのタスク管理ツールを試してみたいけど、時間がかかりそうだし、今度試してみよう、と思って「いつかやる」リスト行き…よくあります。
でも、本当に時間がかかるでしょうか?
「すごく時間がかかりそう」が、実際には1,2時間あればできることだったりしないでしょうか?

1,2時間でできることだと分かっていれば、「すごく時間がかかりそう」だったものが、「今日帰ってからできること」に変わるのです。

今月、事情によりタスク管理ツールを乗り換えたのですが、その時にかかった時間は「2時間5分」です。
私は、この数字を見て、意外に短いなと思いました。
もちろん、乗り換えた後もちょこちょことメンテナンスしたりして時間はかけていますが、とりあえず乗り換えて稼働できる状態にするまで2時間でできたわけです。

今回は、時間もそれなりにありましたし、必要もあったので取りかかることができましたが、実はこれまでずっと手を付けられていないタスクでした。
でも本当は、家に帰ってだららんとすごしてしまう夕食後、その時間だけでもできてしまうタスクだったのです。

記録があれば、やる気がでる


かかる時間がある程度はっきりと分かっていれば、その時間をとれる所を探すことができます。
旅行だって、準備に色々時間がかかるしなー、と思っていたらなかなか行けないかもしれませんが、「週末1回分」で準備できると分かっていたら、じゃあ行こうかなと思えます。

「いつかやる」リストのタスクには、どのくらい時間がかかるか見当もつかないものや、本当に時間のかかるものもあると思います。
でも、今までにやったことから予測のたてられるものや、少し手を付けてみたら見通しのつくものも多いのです。

どのタスクにどのくらい時間がかかったのかの記録があれば、時間がかかり「そう」なタスクを、「XX時間くらいかかりそう」なタスクにすることができます。
そうすれば、「いつかやる」タスクもいつものタスクリストにのることができるのです。

【あとがき】


2時間あれば、色々できるのは分かったけど、やっぱり今日は帰ったらビール飲んでTVだよね、という方には、佐々木さんの残務ゼロ研究会がおすすめです。
「いつかやる」をやるための場ですから、気になっていたあのタスクをやってつけてしまいませんか。2時間あれば、タスク管理ツールの乗り換えだってできます。
お申し込みはこくちーずで。
posted by saya_t at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ちびハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

ライフログでワークライフバランスを制御する

最近は「ワークライフバランス」がますます重視される世の中になってきているように思います。
でも、ワークとライフとは、そもそもバランスをとるものなんでしょうか?

  • 本当のワークライフバランス
  • バランス、とれてる?
  • 記録があれば、がんばれる


本当のワークライフバランス


プライベートの時間がいくらあっても、だらだらとワイドショーを見てしまってはライフが多いとは言えないでしょうし、仕事の時間がちょっと多め、という時でも、やりがいがある!と感じているならワークが多すぎる、とは思わないでしょう。
(もちろん、仕事の時間が多すぎて家族が不幸せ、ではだめですが。。)

一番大切なことは、ワークとライフの時間の多少ではなく、自分が「これに時間を使いたい」と思う事に時間を割けているかどうかであるように思います。
「時間を使いたい事」とそれ以外のバランスに自分が納得出来ていればOKなのかなーと思いました。

バランス、とれてる?


私の場合はというと、残念ながら「仕事」≠「時間を使いたい事」なので、「時間を使いたい事」に割いている時間は、プライベートの時間のさらにその一部になるわけです。

life_time_1.png

1ヶ月のうちでどのくらい使いたい事に時間を割けているか見てみると、自分で思っているより多いことに気付きました。
一部の家事が「時間を使いたい事」に含まれているというのも理由の一つではありますが、それにしても自分の感覚とこんなに違うのか、と思わされます。

記録があれば、がんばれる


私の現況はとても幸せな状態だと思いますが、仕事で終電続き…、子育てで手一杯で自分の時間なんて無い、という場合でも、ほんの少しの時間でも、自分が「これに時間を使いたい」と思うことができているか?というのを目に見える形にすることで、納得感を得る事ができるのではないかと思います。

たとえ1日5分でも、1ヶ月あれば2時間半です。
おそらく、記録をつけずに1日5分だけしかかけられていない、と思っていたら、1ヶ月後には、「何もしないまま、また1ヶ月過ぎてしまったOrz」と感じているでしょう。

でも、記録をつけていれば、「全然出来ていないと思っていたけど、あわせれば2時間半使えている」と考えられるのです。
そうすれば、少しずつでもがんばれているんだ、と感じられるのではないでしょうか。

life_time_2.png

【あとがき】


ライフハック女子部ですが、第7回は7/31(日)に「ワークライフバランス」をテーマに開催されました。
そこで、ワークライフバランスは納得感が大事、という話題になったのでした。

次回、ライフハック女子部 第8回は、9/4(日)に「ダイエット」をテーマにお送りします。
ゲストには雑誌Tarzanで、25日で5.2kgと大幅減量したプロセスを披露している@taro_ogataさんをお招きし、さらには女子部の面々のダイエット秘話と、盛り沢山になりそうです。
ぜひご参加いただければと思いますm(_ _)m
posted by saya_t at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ちびハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする