2012年02月29日

習慣化も先送り防止もルールは同じ

やる気に満ちあふれた人でも、習慣化に失敗することもあるようですし、先送りすることもあるでしょう。
ましてや、私のようなやる気に欠けた人間の場合、何かをやるとなっても、当然のようにやらない可能性が高いのです。

習慣化するために、あれとこれをやってこうする、などと、色々考えていたら、大体は失敗します。
  • ルールは少なく
  • 出来ない原因を取り除く


ルールは少なく


色々考えないためには、ルールが少ないことが大事です。
少なく、かつ汎用的で、どんな場合にも同じルールが使える必要があります。

これを満たす自分ルールが次の3つです。
  1. やりたいこと/やるべきことはタスクリストに入れる。
  2. タスクリストに書いてあることをやる。
  3. タスクリストに書いていないことはやらない。

このルールが守れていれば、習慣化したいことをタスクリストに入れれば習慣化できるはずですし、やるべきことをタスクリストに入れれば先送りされないはずです。
とてもシンプル。

まあ、これが守れないから苦労するわけですけれど。。。

それでも、ルールを少なくすることによって、なぜ出来ないのかをわかりやすくすることができます。

出来ない原因を取り除く


タスクが思い通りに出来なかった場合、どれかのルールを守れなかったのが原因なわけです。

タスクリストに入れられなかった


タスクリストに入れられなかったのは、入る余地が無かったか、入れたくなかったかのどちらかでしょう。
上記ルールが成り立つために、タスクリストを作る際には「実行可能」なものにするということが必要なので、タスクリストに入れる時に、実行可能なようにタスクを減らしたりすることになります。
やりたいことが沢山あれば、もちろん入る余地の無いタスクも出てきます。
逆立ちしても出来ないものは出来ないのですから、実行可能なように数を減らすか、タスク当りの時間を減らすかするしかありません。

タスクリストに入れたくない場合は、理由を考えて対策をとります。(この辺は長くなりそうなので今回は割愛。)

タスクリストに入れたけど出来なかった


タスクリストに入れたけれど、どーーしてもやる気がしなかった場合も、理由を考えてみます。

タスクリストに入れる所まで行った場合は、少なくとも「リストを作った時の自分」は一応やる気があったわけですし、出来ると思っていたわけですから、その時の自分とタスクを前にした時の自分に何かギャップがあるわけです。
そのギャップに注目すれば、何らかの解決策があるはずです。

タスクリストに書いていない何かをやってしまった


=その分、タスクリストに書いてあった何かが出来なくなった。
タスクリストに書いていない何かをやってしまった場合、これは一番よく見る必要があります。

前2項目と比べて、そもそものタスクリストに無理があったり、不備があったり、予想外に割り込みがあったりと原因が多岐にわたりますから、すんなりと対策をとれないことが多いです。
割り込みのようにある程度しかたないものは、前もって余裕の時間を見込んでおくなどするしかありません。

最も対策するべきなのは、後から「無駄だった」と思えるようなことをしてしまった場合です。
なぜそのような「無駄なこと」をしてしまったのか?
疲れていたのか、次にやるべきタスクをやる気がしなかったのか、何かの誘惑に負けたのか、はっきりさせておかなくては、また同じことを繰り返します。


そうはいっても、ルールを決めても、対策をしても、何をどうしてもやる気がでない、でもやらなくてはいけない、というタスクもあるわけで悩ましいですね。
こういうタスクは、本当はタスクリストに入れたく無いけれども、強制的にタスクリストに入る状態にしてしまい、「ルールを守ることを目的にする」ことでやるように持っていくしか無い状態です。

とにかく、ただでさえ無いやる気を余計なことに使わないように、タスクを実行することに少しでも多く使えるように工夫したいものです。
posted by saya_t at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | ちびハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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