というようなことを言われました。
いやいや、そんなことないでしょう、という事で2点ほど反論をあげてみます。
- ルーチンは意外と多い
- 時間帯の影響は軽視できない
ルーチンは意外と多い
いつも違う仕事をするのに、ログがあっても時間の見積に役立たない?
意外に、そうでもありません。
日々のタスクの中で、ルーチンの占める割合というのはかなり多いものです。
明らかに同じタイプの作業だというものをあげていくだけでも、かなりの時間になるでしょう。
そして、「違う仕事」だと感じているものでも、時間を見積もるという意味では同じカテゴリとみなす事ができるものは沢山あるのです。
「違う仕事」もログが多く集まれば時間の見積はしやすくなっていきます。
今までにやっていない新しいタスクでも、結構「似た仕事」はしていたりするものですから。
新しいタスクをする時に自分がどういう時間の掛け方をするか、というのを知るだけでもログが役に立ちます。
また、割り込みの頻度や長さなども、ログをとることで大体の予測をたてることができますから、これをタスクを組む際にあらかじめ入れておくことで、シナリオの精度をかなりあげることができます。
精度の悪いシナリオは、実行する気がしなくなってくるものです。毎日、朝の「終了予定」を大幅に超えたり、終わらないタスクがあったりするようでは、タスクを組むのも嫌になってしまうでしょう。
続けるためにも、ログが必要なのです。
時間帯の影響は軽視できない
ログをとっても「生産性」はあがらない?
こちらも、意外に、そうでもありません。
なぜなら、1日のタスクを全て終わらせるのにかかる時間は、タスクの見積時間の総和ではないからです。
これは、タスクを行う時間帯や、前後のタスクとの関係などによって、タスク実行にかかる時間は変化するためです。
「創造的な仕事は午前中にやりましょう」というような話があるように、時間帯というのはタスクの結果にも影響がありますし、実行時間にも影響があります。タスクの実行率にも関係してきます。
タスクの実行順序も同様です。
そして、どういうタスクをどの時間帯にもってくると実行時間が短くなるのか、どの順番でやるとスムーズなのかというのは、個人によって全く違います。
これを最適化するためには、ログをとりながら試行錯誤するしかありません。
日々やる予定のタスクが終わり、しかも1日にできるタスクが増えるなら、ログをとる価値があると思いませんか。
【あとがき】
次回ライフハック女子部は、昨年11月に開催した写真講座の第二弾を検討中です。
桜の咲く頃に、また皆様とお会いできれば嬉しいなと考えていますので、是非よろしくお願い致しますm(_ _)m