時間ができたら…と眠っているタスクが、本当にやりたいことなのに。
- 「いつかやる」リストの時間
- 時間がかかりそうでかからないタスクもある
- 記録があれば、やる気がでる
「いつかやる」リストの時間
タスクリストの中に、「いつかやる」リストを作っている人は多いのではないでしょうか?
私の場合だと、「気長にやる」と「たぶんやらない」というリストがそれにあたります。
(「たぶんやらない」リストは、やろうと思っていたけれど、その気がなくなったり、必要が無くなったりしたタスクの記録です。「いつかやる」に返り咲く?可能性を秘めています。)
いつかやるリストには、時間やお金がかかるので、今やる余裕は無いなと感じているタスクが色々入りがちです。
新しい楽器がやりたいとか、旅行に行きたいとか、XXの勉強がしたいとか…。
このリストに入れるのは、大体が今すぐはやる時間が無くて、切羽詰まっている訳ではないものです。
すぐやる普段のタスクリストにあるタスクの多くが、「すぐやらなくては困る」タスクであることが多いのに対して、「いつかやる」リストのタスクは、できたら楽しかったり、日常が便利になったり、スキルがついたりと、ポジティブな要素を含むタスクであることが多いと思います。
だからこそ、やらなくても困らないけど「やりたいこと」としてとってあるわけです。
やらなくてはいけないタスクに追われてなかなかできない「いつかやる」リストのタスクを、少しずつでも実行できたら、あれもこれもやりたいのに…と思うことも少しは減って、穏やかに暮らせるのではと思います。
すぐやらなくても困らないけど、やりたいし、でも時間がかかり「そう」なタスクたち。。
でも、本当に時間がかかるでしょうか?
「いつかやる」リストに入れる前に「どのくらいかかりそう」か見積もって入れることはあまりないのではないでしょうか。
実はそんなに時間が無くてもできるのに、時間がかかり「そう」だからといって、「いつかやる」リストに入れてしまっているものもある気がします。
時間がかかりそうでかからないタスクもある
例えば、「新しいタスク管理ツールを試す」なんていうタスクだとどうでしょう?
いかにも時間がかかり「そう」です。
Webでみかけたあのタスク管理ツールを試してみたいけど、時間がかかりそうだし、今度試してみよう、と思って「いつかやる」リスト行き…よくあります。
でも、本当に時間がかかるでしょうか?
「すごく時間がかかりそう」が、実際には1,2時間あればできることだったりしないでしょうか?
1,2時間でできることだと分かっていれば、「すごく時間がかかりそう」だったものが、「今日帰ってからできること」に変わるのです。
今月、事情によりタスク管理ツールを乗り換えたのですが、その時にかかった時間は「2時間5分」です。
私は、この数字を見て、意外に短いなと思いました。
もちろん、乗り換えた後もちょこちょことメンテナンスしたりして時間はかけていますが、とりあえず乗り換えて稼働できる状態にするまで2時間でできたわけです。
今回は、時間もそれなりにありましたし、必要もあったので取りかかることができましたが、実はこれまでずっと手を付けられていないタスクでした。
でも本当は、家に帰ってだららんとすごしてしまう夕食後、その時間だけでもできてしまうタスクだったのです。
記録があれば、やる気がでる
かかる時間がある程度はっきりと分かっていれば、その時間をとれる所を探すことができます。
旅行だって、準備に色々時間がかかるしなー、と思っていたらなかなか行けないかもしれませんが、「週末1回分」で準備できると分かっていたら、じゃあ行こうかなと思えます。
「いつかやる」リストのタスクには、どのくらい時間がかかるか見当もつかないものや、本当に時間のかかるものもあると思います。
でも、今までにやったことから予測のたてられるものや、少し手を付けてみたら見通しのつくものも多いのです。
どのタスクにどのくらい時間がかかったのかの記録があれば、時間がかかり「そう」なタスクを、「XX時間くらいかかりそう」なタスクにすることができます。
そうすれば、「いつかやる」タスクもいつものタスクリストにのることができるのです。
【あとがき】
2時間あれば、色々できるのは分かったけど、やっぱり今日は帰ったらビール飲んでTVだよね、という方には、佐々木さんの残務ゼロ研究会がおすすめです。
「いつかやる」をやるための場ですから、気になっていたあのタスクをやってつけてしまいませんか。2時間あれば、タスク管理ツールの乗り換えだってできます。
お申し込みはこくちーずで。